へんしんしうる今を
詩人である木島始は、その作品『ねがいごと』の中で、言葉を次のようなものとしてとらえています。
すべてかたちあるものは
くずとやきけしてしまえるが
かみももじもみあたらなくも
ひといきでことばはよみがえる
言葉というものは恐ろしいものです。時として言葉は殺人や自殺の原因とまでになってしまいます。
しかしながら言葉は、話す人がいればいくらでも、簡単に自由に無限に生み出されます。
言葉というものは不思議なものです。
良い使い方をすれば世界をとても良くするものですし、反対の使われ方をすると世界を乱してしまいます。
大げさに言えば、ダイナマイトや核兵器みたいなモノとも言えるでしょう。
私たちが、与えられた『言葉』という素敵で危うい道具をどのように使って、どのように生きていくか…
それは、私たちの手と声帯にゆだねられているのです。
ここまで何度か続けて僕が担当した記事では『歌詞と言葉』について考えてきました。
お読みいただいて本当にありがとうございました☆
だいごろぉ